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【悲惨】建設業の共働き家庭の悩み、転勤、単身赴任、パワハラと改革されない働き方改革

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共働き世帯は我々が子供の頃に比べるとだいぶ減ってきましたね~
そりゃ~そうじゃ!核家族化も進み家庭のあり方も時代とともに変化していくのじゃ!
建設業の人は専業主婦の人が多い印象があるけど共働きの家庭の悩みはどうなんだろう?

目次

既に少数派となった専業主婦

我々が子供の頃は専業主婦の家庭が圧倒的に多かったけれど既に共働き家庭の方が圧倒的に多いですね。最近の若手でも結婚しても奥さんは仕事を続けている人の方が多いです。専業主婦という言葉もそのうちに死語になってしまうのではないでしょうか。。。?

内閣府の男女共同参画白書によると、昭和55年以降、夫婦共に雇用者の共働き世帯は年々増加し、平成9年以降は共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回っているとのことです。

内閣府 男女共同参画局資料:男女共同参画白書(概要版) 平成30年版

20年前から共働き家庭の方が多くなってきているんだね!

建設業における共働き家庭の割合

建設業界における共働き家庭の割合はどれくらいあるのでしょうか? ちょっと調べてみましたがはっきりとした統計は見当たりませんでした。

ただし、感覚として全世帯に比較するとその割合は著しく低いのではないかと想像しています。(誰か知っていたら教えてください。。。)

家庭を持ち、子供を育てる、というのはとても大変なことです。建設業界に働きながら共働きで子供を育てる、ということが如何に大変か?したがって共働き家庭を維持していくのは大変!というのは想像に難くありません。

転勤、残業、休日出勤じゃ共働きしている奥さんも大変だよね~

建設業における共働き家庭の悩み

建設業に転勤は付きもの

当然ですが建設現場での仕事は工事が完工するまで。一部の本社、支店勤務の人以外は現場から現場へ渡り歩きます。同じ地域でいつも仕事を受注できる訳もなく、時には所属支店外への転勤を命じられたり、特に若いうちには定期的に支店間の転勤を命じられる、というのが通例です。

東北から九州、四国など、慣れ親しんだ土地を離れての生活は気分一新という面もあるものの、こうした状況に慣れるまで多くの精神的ストレスを感じる配偶者の方も多いことでしょう。

えっ?!次は九州ですか?

辞令はある日突然に、時間がなさ過ぎる

辞令はある日、突然、言い渡されることも。。。別の現場でのトラブル対応、応援など、本社、支店間の管理者の間で決められた転勤辞令が突然下される、なんて光景もよく目にしてきました。最近ではだいぶ改善されてきたものの、それでも「転勤があるのは当たり前」というのが現状です。

えっ?!来週から赴任?!

子供の状況に配慮なし

トラブルが起きた現場対応のため、応援要請に応えるためには、子供の学校の行事を犠牲にしてきたという方も多いかと思います。父兄参観、運動会などなど、子供の学校行事に参加できずに会社の命令に泣く泣く従ってきたという建設マンも多いでしょう。

子供の運動会、今年も参加できそうにないな~

配偶者の状況に配慮なし

子供の状況もさることながら配偶者の状況にも会社は配慮してくれません。配偶者の仕事の都合などは、建設会社の大義名分の論理の前では成す術なし。泣く泣くしわ寄せを被ってしまうのはいつも奥さんのほうというのが現状です。

ごめん!仕事の都合なので。。。っていう言い訳は何度目だろう。。。?

やむなし単身赴任という選択

となると、一番手っ取り早いのは単身赴任で行ってきてちょうだい、というお決まりのパターン。当初半年の予定は「予定は未定」という会社の大義名分の論理の前で簡単に延長されたりもします(泣)。

残された奥さんは一人で子育て。仕事もあるので保育園に子供を預けて出社。旦那は遠くの現場に飛ばされて、それでも一人で悠々自適に生活している(ように思えて仕方がなくなってくる。。。)

最終的に残された道は、奥さんが仕事を辞めるか、離婚するか、という究極の選択を迫られることになります。

奥さんには迷惑かけっぱなしです。

ママ友ヒエラルキーの底辺が建設業?!

土日仕事でいつも家にいない建設業に勤める旦那を持つ奥さんは、ママ友ヒエラルキーの中で底辺にあるのだとか。。。

腹立つ!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、旦那が建設業というだけで、3K、低収入、休みなし、と決めつけられるそうです。

いわれなき差別と偏見に、日々悩んでいる奥さんも多いそうです。

建設業の何が悪い?!

家庭が第一という価値観と働き方改革

専業主婦家庭においては、建設業界の働き方でもまだ何とかやりくりできていました。昭和の時代では、まだ他の業界にも働き方改革なんて浸透していないし土曜日は普通に半日仕事をしてましたしね。。。

ただ周りの働き方改革の波に取り残された建設会社の社員が共働き家庭を続けながら業務を継続していくのは非常に困難な世の中になってしまったという感じがします。

現在、進められている働き方改革によってどこまで改善されることができるのか?期待したいところですね。

自分の家庭を大事に...

仕事も大事だけれど、家庭が一番大事。これが今どきのサラリーマン像、若い人の考え方になってきました。

エコノミックアニマルと揶揄されたバブル時代よりは健全な形になったと思いますが、それでも会社の制度なり慣習がそこまで追いついていないというのも現状です。

「社会の変化のスピードが速いので乗り遅れないようにしないといけない」という経営者は多いですが、こと建設業界においてはその変化のスピードから完全に乗り遅れています。

思いつめて悩むくらいなら、いっそのこと、私のように転職してしまう、というのも一つの解決策ですので参考にしてみてください。

そっか~転職したら全て解決しそうだな~

 

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