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転職サイトという選択
数20年位であれば、転職といえば取引先から紹介とか地元にUターンして地方公務員の試験を受け直すとかのイメージが強かったと思います。私が転職した十数年以上前は転職というとネガティブなイメージを持つ人が多かったですね。今は多様性、個人の自由が尊重される世の中です。色んな選択肢があるというのは素晴らしいですね。
今後は間違いなく個人にとっても企業にとっても、転職という選択は一般的に認知されてくるでしょう。そもそも学生の時に就職活動をして決めた会社にずっと働き続ける方が異常ですね。よく考えれば理解できるんだけれどやっぱり最初の一歩を踏み出すのは勇気がいることです。
そんな最初の一歩を踏み出すためのお手伝いをするのが転職サイトです。

転職サイトとは
こんな人におススメ
当然ですが、転職したい人。転職を考えている人。自分の市場価値(年収)がどれくらいか知りたい人。自分が転職できる業界の幅(可能性)を知りたい人。*土木、建築出身だからって建設関係の再就職先を選ぶ必要なんて一切ありません!! 可能性は無限大なんです。(実はこのマインドセットが大事だったりします)

こんな人にはおススメしません
転職サイトに登録すれば自動的に転職先が見つかると思っている人。自分の能力を客観的に見ることができない人。
利用後の流れ
サイトに登録。気になる企業をチェック。スカウトを待つ。慌てないこと!
利用しない方がよい人はどんな人か?
今の会社に骨を埋める覚悟のある人。一生今の会社で定年まで働き続ける意思のある人。(スカウトとか企業紹介の案内とか受け取ると心がグラつきますので。マジで…)

メリット・デメリット (料金は? 会社にバレる?)
メリット
何社に登録しようが無料(料金は企業から転職サイトを運営する企業に支払われます。無料です)
転職希望先は何社でも紹介してくれる。こちらの希望も聞いてくれる。
転職希望先が決まったら面接の段取り、アドバイス、履歴書の書き方等々、詳しくアドバイスしてくれる。(転職先の人事部との繋がりもあるでしょうし、受かる人、落ちる人を見てきていることから的確なアドバイスがもらえると思って間違いありません。これは私の経験からも明らかです。)

デメリット (気を付けること)
応募の際には名前や電話番号、メアド、勤務先の会社名は判らないようにして扱われます。ただし、スカウトを受ける場合には履歴書と同様の情報を入力することになります。ここで気を付けなければならないのは、見る人が見てどこの現場かわかるような情報はとりあえず記載しないこと。(例えば、建設現場名の”○○県国道△△補修工事その□”、等々…この場合、”国道補修工事”とし、詳細を記載する場合には工種などがわからないようにしておくことが無難です)
私の周りで会社にバレたというのは聞いたことはありません。
停滞した日々から脱却しよう
同じ会社にずっと居続けるリスクと転職サイトに登録したことがバレるリスクを天秤にかけた場合、どちらのリスクが大きいか…? 大体バレるのは同僚に話したとかSNSにアップしたとかそんな理由によるものです。あとは履歴書に記載する現場情報から個人名を特定されないように気を付けること。
同じ会社で一生働き続けるというひと昔前の常識はこれから少なっていくはずです。行動した人が停滞した日々から脱却することができるんです。
個人的な感想
個人的には転職サイトへの登録をして転職してよかったと思っています。
土日休みでボーナスってこんなにあるの?とか、子供をお風呂に入れられるとか、一緒にご飯が食べられるとか…書き始めたらキリがありませんが、あの時の小さな一歩と選択が今の自分の幸せに繋がっていると思うと人生何があるかわからないなって感じです。
別に前の会社の上司と合わなかった訳でもなく、人間関係で苦い思いをした訳でもなく、仕事が嫌いになった訳ではありません。
しかし転職サイトに登録したあの日がなければ、今でも将来に不安を感じながら全国各地の支店、現場に飛ばされていたことでしょう。

一歩踏み出すその前に...
転職しようとするなら転職サイトへ登録することをおススメします。今すぐに転職しなくてもどんな企業に転職できるか?という可能性を知ることもできるし転職サイトの担当者から情報を聞きだすこともできます。
ただ、慌てないこと!
転職活動はじっくりと腰を据えて慎重に行うことをおススメします。
次ページでは転職するにあたっての心構えと準備についてお伝えします。