何年も建設業界で働いてきたから次の転職先も建設業界になるのかな~? だったら給料もそんなに変わんないかな~? なんて漠然と考えていませんか?
実は建設業界もイロイロ。今から年収大幅アップが期待できる転職先を教えちゃいます。
目次
市場規模が拡大し続ける洋上風力発電事業
ズバリいうと洋上風力発電事業。
再生可能エネルギーの主力として国内外で多くのプロジェクトが計画されており、日本政府が2020年に発表した「グリーン成長戦略*2」では、2050年のカーボンニュートラルを実現するために、洋上風力発電が重要産業分野のひとつに挙げられています。このため、現在、国内では多くの企業が参入して人材不足となっており、転職においても買い手市場となっています。
一過性の流行ではなく2030年度には約1兆円規模の大きな市場となることが予測できることから、今後多くの建設事業が立ち上がていくものと期待できます。
着床式洋上風力発電と浮体式洋上風力発電
洋上風力発電の種類には「着床式洋上風力発電」と「浮体式洋上風力発電」の2種類。
着床式洋上風力発電は文字通り海底に土台を固定しています。杭や基礎で固定されているようなものです。
浮体式洋上風力発電は海上に基礎を浮かべて風力発電装置を設置します。
日本のような沖合の水深が深く、着床式を設置できる海域が限られているため、今後は浮体式洋上風力発電のコストダウンを含めた技術の進歩が進み、浮体式洋上風力発電の計画が進められていくことでしょう。
浮体式洋上風力発電の開発・建設を手掛ける会社への転職
洋上風力発電の開発・建設を手掛ける会社は多数あります。商社、ゼネコン、電力会社、メーカーなど。。。
そしてどこも人材の補強を実施しています。一般的な土木工事の経験をしてきた中堅、シニアも積極的に採用しているのが最近の傾向です。
ざっと見た限りでも下記のような会社が名を連ねています。
レノバ
JFEホールディングス
日立造船
東芝
三菱商事
住友商事
大林組
戸田建設
東京電力ホールディングス
五洋建設
三井海洋開発
東京ガス
例えば、三菱商事のキャリア採用のページでも応募していました。(しかも5名も募集中!!)
直接企業に応募するか転職サイトを利用するか?
ハッキリ言って企業のキャリア採用のページから直接応募するのは全然おススメしません。
給与とかその他条件の交渉とかは企業と直接実施するのは精神的にもハードルがキツイです。(ヘンなこと言って採用されなかったらどうしようとか。。。)
私の経験から言って個々は転職サイトを有効に活用すべきです。
どうしてもこの会社じゃなきゃイヤだ、という場合を除き、色んな選択肢を提示してくれますし、面倒な交渉事もビジネスライクに実施してくれます。
おまけに面接の際の対策とか、担当者の人柄とか、仕事の内容とかまで、色々と教えてもらえるのはとっても助かりました。
建設業とはいえ転職先は山ほどある!
如何でしょう?
建設業は建設業だけど、ちょっと考え方を変えるとまだまだ色んな転職先があることがわかって頂けたと思います。
今回は洋上風力発電をおススメとして挙げましたが、転職サイトに登録するともっと意外な(?!)転職先を教えてもらうことも楽しみの一つでした。
長い人生、急がず焦らず、転職サイトからの連絡を待ちながら気長に転職活動をしていくのも精神的にも余裕ができるのでおススメです。(私がそうでした。。。笑)